タヌキ社長のソーラーパネルのお話し

 最近、キャンピングカーにソーラーパネルを付ける方、本当に多いですよね。ソーラーの良いところは“無音”“放っておいても充電できる手軽さ”です。

 このソーラーパネルについて、お客様とお話ししていると「あれ?ちょっと勘違いされているのかな?」という方もいらっしゃるので、簡単ではありますが、基礎の“き”のお話しをしようと思います。

ソーラーでは何も動かない!?

 一番多いのは「ソーラーで何が動かせるの?」というご質問。いきなり答えから申し上げますと、「な〜んにも動きません」。ソーラーパネルは、あくまでバッテリーを充電するためのものです。もちろん十分発電しているときなら、直接つないでライトを点灯させたり、ポンプのモーターを動かしたりできます。でも、あくまで太陽光発電。おてんきのときはせっせと電気を作ってくれますが、雨天や夜間はもちろん、ちょっと陰ったりしても発電量はさがります。つまり、安定しないので、直接何かを動かすには不向きなのです。ですからバッテリーに貯めた電気を使うという具合になります。

ソーラーは6掛け!?

 次に多い質問は「どれくらい発電するの?」です。お天気次第なのですが、キャンピングカーでの経験からお話しすると、最大でパネル発電量の75〜80%、平均では53〜58%ぐらい。多くの場合。パネルはリーフにほぼ水平置きになりますが、太陽は真上からは当たりません。直角に当たらないと出力は落ちます。空気中の埃(ほこり)や塵(ちり)も邪魔しますので、太陽高度が最も高い時期でも『いいとこ8割』となります。太陽が低い冬至の頃には計算値で34%、実際は3割を切ってしまいます。ですから、『ソーラーの発電量は平均6割ぐらい』と覚えておいてください。

手放しで快適!ソーラーライフ

 ここまで、ソーラーの実情をお話ししましたが、それでも『ソーラー』のメリットは大きいです。
 まず、走行充電や発電機と違って、無音であること。そして手軽さ。お天気が良ければ勝手に発電、充電してくれるので、出発時点でサブバッテリーはほぼ満タン!キャンプ場では車を動かさなくても補充電してくれます。また、ソーラーシステムは可動部分がないので、配線さえしっかりしていれば、チャージの劣化、故障ぐらいしかトラブルはありません。ソーラパネル本体の寿命はクルマと同じぐらいですから、装着したら掃除くらいしかすることがありません。
 すでにソーラーパネルをつけている方、そうでない方もソーラーについて正しくご理解頂き、楽しいキャンピングカーライフに役立てて頂ければ幸いです。